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骨折のリハビリテーション

骨折 リハビリテーション
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あなたは骨折したことがありますか?

僕は小学生の頃、ローラースケートで遊んでいる時に転んで右の腕(前腕)を骨折したことがあります。

調子に乗ってスピードを出していたらコケて右手を思いっきり地面につきました。

その瞬間、物凄い衝撃とともに腕が変な方向に曲がっています。

その時は痛いし、腕が変な方向に曲がっているし、泣きながら家に帰った記憶があります。

泣きながら母親に訴えると、、、

「・・・折れとるわ」

・・・母は冷静です。


その後は医者に診てもらい整復(骨をまっすぐにしてもらいます)後にギプスで固定されました。

3か月程度かかってやっとギプスを外す時になりました。


医者が電動のこぎりのようなギプスを切る機械をもってやってきます。

・・・この人は僕の腕を切ろうとしている

怖くて震えたことを覚えています。


実際には石綿とよばれる綿が入っているため腕が切れることはないのですが、小学生の僕は腕が切られると思い号泣しました。

無事にギプスが取れると自分の右腕がびっくりするくらい細くなっていました。

また、手首を固定したままだったので手首が動かない(正確には動く範囲が狭い)!

動かすと痛い!

骨折の後遺症です。

ギプスが取れてからは握力が落ちていたためボールを握る練習をしなさいといわれたくらいで、特に医者に通うこともなく生活しました。

いつも通りの生活が戻ってくると自然と腕も太くなり、手首の動きも元に戻ってきました。

骨折後、体にはどのような変化が起こっていたのでしょうか?

ここでは骨折で体にどういう変化が起こり、どういうリハビリが必要かをみていきます。

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骨折とは

よく骨折する場所

骨折の原因はさまざまですが、一番多い原因として転倒(コケること)があります。

とっさに手をついたり、尻もちをついたりするため骨折しやすい部位があります。

これは高齢者に多い特徴です。

若い人では転倒しても骨折しないことが多いのでこの限りではありません。




手首(頭骨)・・・肘から手首(前腕)にかけてある骨です。

前腕には頭骨(親指側)と尺骨(小指側)と言われる2本の骨があります。

転倒してとっさに手をつくとこの2本の骨が骨折することがあります。




股(大腿骨骨折)・・・大腿骨とよばれる、いわゆる股関節から膝関節に位置する骨です。

転倒した時に股関節周辺をぶつけることが多く、骨折しやすい部位となります。

股関節は大きな関節であるため、関節内で骨折すると関節を丸ごと交換する手術(人工関節置換術)を行うこともあります。




肩(上腕骨骨折)・・・上腕骨とよばれる肩から肘にかけて位置する骨です。

転倒した時に肩からぶつけるように転倒すると骨折する可能性があります。




腰(脊椎圧迫骨折)・・・いわゆる腰骨です。

尻もちをつくことで腰骨に衝撃が加えられ、圧が加わることによって骨折します。

他の部分と違って骨がポキンと二つに折れるのではなく、グシャっとつぶれるように骨折する事も多いです。

骨折した後

骨折した後は基本的には整復を行います。

整復とは骨折で位置がおかしくなった骨を、以前と同じところに戻す作業を言います。

僕が腕を骨折した時もくの字に曲がっていた骨を引っ張って元の位置まで戻してもらいました。

この時は麻酔もしていないため物凄い痛みを伴います。

でも、しっかり位置を戻しておいてもらわないと変な方向に骨がくっつく恐れがあります。

相当痛いですが、我慢してください。

徒手的(手で行うこと)での整復が難しい場合には手術によって整復がされます。

このときは部分麻酔であることが多いので整復時のいたみはほとんどありません。

ただし、皮膚や筋肉を切っているため麻酔が切れた後には切ったところの痛みが襲ってきます。

どちらにせよ整復するのには痛みが伴いますね。

骨の位置を戻した後は骨がずれないようにギプスで固定します。

骨の太さや場所によって固定期間は様々です。

基本的にはギプスで固定してくっつくのを待つといった流れになります。

固定期間

折れた骨によって固定期間は異なります。

基本的には骨の太さによってくっつく期間が異なるので、細い骨の方が早くくっつきます。

あくまで期間は目安で骨折の状況によって異なります。


指の骨 → 2週間

肋骨 → 3週間

鎖骨 → 4週間

前腕(肘から手首にかけての骨) → 5週間

上腕(方から肘にかけての骨) → 6~7週間

骨盤 → 8週間

大腿(股関節から膝関節にかけての骨) → 8~12週間

下腿(膝から足首にかけての骨) → 7~8週間

踵(かかとの骨) → 6~8週間

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骨折のリハビリテーション

固定している事で体に様々な変化がおきます。

どういう変化がおこるか、リハビリでどのようなことを行うかをみていきましょう。

拘縮

2週間程度固定していると、拘縮(こうしゅく)とよばれる症状がでます。

一般的には関節や筋肉が硬くなることをいいます。

関節や筋肉が硬くなると、関節の可動域(動かせる範囲)が狭くなります。

リハビリでは関節や筋肉を動かすことで可動域を広げるように動かします。

関節可動域訓練とよばれるリハビリです。

筋緊張

固定期間が続くと筋肉が硬くなります。

筋肉はゴムのように伸び縮みするものなので、硬くなったゴムを想像してもらえると分かりやすいかと思います。

関節を動かす時にはゴムの働きが弱くなるので、関節の動かせる範囲が狭くなります。

また、縮む力も弱くなるため力も弱くなります。

リハビリではマッサージや運動、関節を動かすことによって血流を促します。

血流を良くすることで硬くなった筋肉を柔らかくしていきます。

硬くなったゴムを動かしながら柔らかくしていくイメージですね。

筋力低下

筋肉は動かさないことで力が弱くなります。

2週間くらい固定していると左右の腕や足の太さが違ってくるのが分かると思います。

筋肉が細くなっている(筋肉量が減っている)ということですね。

力がどれくらい出せるかは筋肉の量によって決まります。

そのため、細くなった筋肉は以前に比べて出せる力が減っています。

リハビリでは細くなった筋肉を鍛える事で、筋力低下を改善していきます。

他の部位への影響

骨折の影響は折れた所だけに出る訳ではありません。

足の骨を折った場合を想定すると、ギプスで固定している間は松葉杖をつくことが多いです。

ギプスが取れて、やっと松葉杖が外れたとしても、いきなり前と同じように歩くことは難しいです。

上記の筋力低下により体重をうまく支える事が出来ない事があります。

また、しばらく体重をかけていないと体重をかける感覚を忘れてしまいます。

真っ直ぐしようと思っても体が左右にふらつく事もあります。

リハビリでは、感覚を思い出しながら歩き方や姿勢の調整を一緒に行っていきます。

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骨折を予防するためには

運動

骨折を予防するための1番は運動です。

運動すると骨は強くなります。

これは、あなたの腰痛が治らない理由でも記載しましたが、骨の分解と再生によって起こる現象です。

普段何気なく過ごしていますが、私たちの体は何もしなければ分解されていきます。

じっとしていると骨が弱くなるということですね。

再生を促すために必要なのが「運動」です。

運動することで再生が促され、分解することを抑えてくれます。

基本的には体重をかけるような運動が必要なので、立ったり、歩いたりすることが効果的です。

栄養

骨に聞く栄養といえば真っ先に思い浮かぶのが「カルシウム」です。

しかし、カルシウムを吸収するためには「ビタミンD」が必要です。

また、 タンパク質(コラーゲン)は、骨の骨格となるもので、コラーゲンを合成する時にビタミンCを必要とし、ビタミンKは骨の形成を促進する働きがあります。

・・・たくさんありますね。

要するに特定の栄養だけ取っていても良くないということですね。

栄養をとる時にはバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

栄養をしっかり取った後は運動する事も忘れずに!

日光を浴びる

私たちの皮膚の下にある皮下脂肪には、ビタミンDのもととなるコレステロールの一種が含まれています。

このコレステロールに紫外線が当たることで化学反応が起こり、ビタミンDがつくられます。

そのため日光に浴びることが必ず必要になります。

ビタミンDが欠乏した状態が続くと、カルシウの吸収がうまくおこらないことになります。

結果、骨がやわらかくなることや骨粗鬆症になる危険性があります。

直射日光を浴びなくてもいいので、木陰で30分程度過ごすことは骨の再生にも大切です。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

骨折は入院することもありますが、腕の骨折などでは家で安静にしておくことも多いです。

基本的には骨がくっつくまで日にち薬な部分が大きいです。

いつまでに治るか分からないと不安になります。

そうならないように、骨折から治るまでをイメージしておきましょう。

また、高齢になった時にいつのまにか骨折なんて事にならないように予防法も覚えておきましょう。

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