スポンサーリンク

手のリハビリテーション 失敗

手 リハビリテーション
スポンサーリンク

こんにちは田中です。

今回は手のリハビリテーションについてです。

手は非常に複雑な器官であるとともに、日常生活に欠かせない役割を持っています。

もし、手が使えなくなったら、、、

不自由になってしまうことは容易に想像できます。

今回は少し、専門的な話になります。

今回の内容は、リハビリをしている人にはもちろん、リハビリを受けている人にも知っておいてほしいことです。

というのも、リハビリの効率をあげるためには、なんのために治療をしているのかを考えながら行うことが大切になるからです。

リハビリを行う療法士だけでなく、受ける人も知識を持って効率的なリハビリを行なって行きましょう。



実際、リハビリをしていく中で、なかなか機能が向上せず、もどかしい思いをすることがあります。

なぜ、機能が向上しないのでしょうか?

それは、手にはたくさんの関節や筋肉がついているためリハビリをするのも難しい部位になるからです。

また、脳の支配領域とよばれる部分も関係しています。

支配領域とは脳のどこが手を動かしているかという事です。

脳における手を動かす部分は非常に多く配置されています。

脳には手を動かせと指令する部分がたくさんあるということですね。

そのため複雑な運動が行えます。

しかし、多く配置されているがゆえに障害されやすいといった側面もあります。

そして、手のリハビリで機能が思うようにあがってこないのは、手の機能や役割を考えてリハビリを行なっていないことが考えられます。

では、実際に手の機能や役割をみていきましょう。

スポンサーリンク

手の役割とは

朝起きたら布団をめくって、手をついて起き上がり、起きてコーヒーを入れて飲む。

何気ない動作の中でも私たちは手をたくさん使っています。

普段当たり前に使っている自分の手は何のためにあるのか?と考えることは少ないと思います。

当たり前すぎて、ケガや病気で手が使えなくなった途端に、こんなに不便なのかと感じる方もたくさんおられます。



手のリハビリといえばどんなことを思い浮かべますか?

ボールを握ったり、小さい豆をつまんだり。お箸や鉛筆を使うこともあるかもしれません。

これらは力を入れることだけではなく、細かい調整がなされることによって成立しています。

では、リハビリでも力を入れる練習ではなく、細かい調整をどのように行うかを練習するべきですよね。

そのためには手の役割を理解しておくことが非常に重要になります。


私たちが普段使っている手の役割とはなんでしょうか?


手の役割をみていきながらリハビリテーションについて考えていきましょう。

手の役割は大きく分けて2つの働きがあります。

①対象物の操作、②感覚の認識を行うこと。

この2つが手の大切な役割となります。

もう少し詳しくみていきましょう。

対象物の操作

私たちの手は対象物を操作することができます。

対象物の操作というと難しく聞こえますが、カップを持つ・物をつまむ・手のひらで押しつぶす等々、、、といった普段当たり前に行っている手の動きの事をいいます。

これは対象物の形に応じて手の動きを柔軟に変えることができるため、行える動作といえます。

この柔軟な動きというのが大切です。

私たちは、物の形に合わせて手の動きを変えることを無意識に行っています。

平たいお皿を持つときと、マグカップを持つときでは手の形が違うことが分かります。

まず、手は物を触る前から対象物の形状に合わせて手の形を変えていっています。

そして、触った後は力を入れながらつまんだり、持ち上げたり、引っ張ったりします。

この時大切なのは「ほどほどに」力を入れる事です。

この「ほどほど」が重要です。

簡単そうに思えますが、物をつかんだり、離したり、運んだりする時には絶妙な力加減が必要になります。

力を入れすぎても弱すぎてもうまく対象物を操作することができません。

試しに思いっきり力を入れてコーヒーを飲もうとしてみて下さい。

上手く飲めないことが分かると思います。

私たちはこのように柔軟な動きと絶妙な力加減で対象物の操作を行っています。

感覚の認識

感覚の認識(感覚が分かること)も手の大切な役割です。

手は感覚を探索する器官です。

対象物の質感を触っただけで分かる、感覚器としての機能に優れています。

物にはいろいろな質感があります。

ざらざらしている、つるつるしている、湿っている、滑る等です。

これらの質感は、手で触っただけでその質感が分かります。

ざらざらしている物とつるつるしているものでは力の入れ具合も変わってきます。

ざらざらしているものであれば滑りにくいため手の力は少し抜いても大丈夫、つるつるしていて滑りそうだから少し力を入れて持つようにしようといった具合に質感を感じながら力の入れ具合を変えています。

逆に、質感が分からないと力の入れ具合が分からず、「ほどほど」の力の調整が難しくなります。

注意の向き方

手の特徴として注意が外(対象物)に向くという特徴があります。

注意が向くとはどういうことでしょうか?

分かりやすくするために右手で左の肩を触った状況をみてみましょう。

右手で感じるのは対象物である肩です。

肩の骨や筋肉がどんな感触がするかを感じることができるはずです。

一方、触られている肩については対象物である手ではなく、「どこ」を触られているかといった場所(内側)に注意が向きます。

このように注意においては「何(外、対象物)」を触っているかを感じる事と、「どこ(自分の体の方、内側)」を触っているかを無意識に判別するように出来ています。

手のリハビリでは特に、感覚を得ることや物の形状に合わせた手の形を作ることが求められます。

なので、注意の向き方や感覚に気づくことが非常に重要になります。



では、どこにこの違いが生まれるのでしょうか。

ここで注目するのは、有毛部(毛がある部分)と無毛部(毛がない部分)です。

手の平や足の裏、唇などは無毛部であり、対象物に注意が向きます。体の中で毛がある部分(有毛部の方が多いです)は体の「どこ」を触られたかに注意が向きます。

手の平で対象物の感覚を得ることができるためにほどほどのちから具合が調整できます。

どんな硬さか、滑りやすさはどうかといった感覚を得ることで筋肉の調整が行われ、ほどほどのちから具合が発揮されるということですね。

足の裏は地面の状態を感じながら足全体のちからの入れ具合を調整しています。

また、唇は口に入れるものがどんな感触かを感知しています。

私たちは無意識のうちに色々な感覚を得ていることがわかりますね。

スポンサーリンク

まとめ

私たちは無意識に色々な感覚を得て、それに合わせた運動を行っています。

筋肉を鍛えることや関節を動かすことももちろん必要ですが、手の役割に合わせたリハビリを行なっていくことが大切です。

今回は手の役割についてみていきました。

特に感覚を意識することが大切になります。

正しい感覚がつかめなければ、正しい運動は行えません。

対象物の感覚を意識しながらリハビリを行うことを意識していきましょう。

コメント

  1. SEO Service より:

    Awesome post! Keep up the great work! 🙂

タイトルとURLをコピーしました